合格・不合格それぞれの子たちに送る名言
こんにちは
合格発表が終わった生徒、終わってない生徒がいる時期ですが
結果が出切る前に私の好きな名言を2つ
合格した人、不合格だった人のために書き起こしておこうと思います
今から紹介する名言はどちらもアメリカの大統領、セオドアローズベルト(ルーズベルト)の言葉です。
フランクリンローズベルトが世界史では有名ですが、その人のかなり遠い親戚にあたる人です
日本ではあまり知名度はないほうですが、愛称はテディというとあれ?と思う人もいるでしょう。
あのテディベアの元となった人がセオドアローズベルトです。
では、セオドアローズベルトの名言を2つ紹介しようと思います
まず、見事合格した人へ
Keep your eyes on the stars, and your feet on the ground
目は星に向け、足は地につけよ
です。
中学、高校、大学どの受験に合格したかは様々でしょうが、少なくともそこが全てのゴールでは
ないと思います。その先にはもっと大きな目標があるかもしれないし、
大きな目標が見つかっていない人でも
人生のゴールという点ではまだ通過点の一つなはずです。
なので
目標は常に天高く星を見つめ
その星に向かって着実に歩みを進めていきましょう
もちろんせっかく努力して合格したのでしばらくは
ウキウキな気持ちでいてください
気持ちが落ち着いたら
また一歩一歩歩いていきましょう!
次なる成功の場が君たちを待っているはずです!
次に惜しくも不合格だった人へ
It is not the critic who counts; not the man who points out how the strong man stumbles, or where the doer of deeds could have done them better. The credit belongs to the man who is actually in the arena, whose face in marred by dust and sweat and blood; who strives valiantly; who errs, who comes short again and again, because there is no effort without error and shortcoming; but who does actually strive to do the deeds; who knows great enthusiasms, the great devotions; who spends himself in a worthy cause; who at the best knows in the end the triumph of high achievement, and who at the worst, if he fails, at least fails while daring greatly, so that his place shall never be with those cold and timid souls who neither know victory nor defeat.
うわー長いと思ったでしょうでもいい文なんですねぇこれが
セオドアローズベルトが1910年に演説したものの書き起こしとされています
題名は「アリーナに立つ男(The man In The Arena)」
ざっくり訳すと
批評家や何かを達成しようとする人がどこで失敗したかを指摘してくる人は重要ではない
実際にアリーナに立った人にこそ名誉がある。
その顔は汗と埃と血にまみれている
勇敢に戦い失敗し、何度も何度もあと少しで届かない...の繰り返しだ
そんな人の手の中に名誉はある。
失敗と弱点のないところには努力はないからである。
完璧を目指した戦い、大いなる熱狂、大いなる献身を知り、価値のある志のためなら
自分自身を犠牲にするもの
そういった者が最後に勝利の高みを最もよく知ることになる
最悪失敗に終わったとしても少なくとも全力で挑戦しながらの敗北である
彼らが眠る場所は勝利も敗北も知らない臆病者とは
全く違うのである
こんな感じです
アリーナとは競技場、セオドアが想像していたのはコロッセオのような闘技場でしょう
今年受験した君たちも受験という戦場に出て勇敢に戦ったのです
勝利のために努力し、今までにない緊張を味わい、遊びたい気持ちを我慢し勉強したことでしょう
受かるか受からないか自分の限界のラインの学校を目指し心をすり減らしたはずです
そのような君たちは
ただなんとなく日々を過ごして、いけるところに行けばいいや、
勉強なんてめんどくさいしやりたくねーわ
なんて言って受験当日を迎えた人たちとは
全く違うのです
全力を尽くしそれでもダメだった
それこそ次の努力へとつながる一歩目なのです。
だから、あんなに努力したのになんて自分はダメなんだ、
どうせやっても次もうまくいかないなんて思わないでほしい
何度も失敗したとしても
立ち上がり
その先につかんだ勝利こそ高みといえる
とセオドアは言っています
敗北を知った今だからこそ次の戦いは間違いなくうまくいくと言っておきましょう
最後に合格した人も不合格だった人も
まだ挑戦の途中
ここで終わりではないと言って締めたいと思います
なにはともあれ受験生の皆さんまずはお疲れさまでした!